ミスト・バイオレットに合う色は?やさしい紫を品よくまとめる配色【#EBE3F2】
ミスト・バイオレット(HEX(#から始まるWeb用カラーコード)で #EBE3F2)は、バイオレット系の色をかなり淡くやわらげた色です。デジタルマガジンの特集記事一覧では、注目記事のラベルや選択中のカテゴリ、主要な「記事を読む」ボタンなどに範囲を絞って使うと、やさしい紫を主役にしながら品よくまとめやすくなります。ここでは、ディープバイオレットチャコール、パールホワイト、ミューテッドブロンズを組み合わせます。
ディープバイオレットチャコールで文字を締め、ブロンズで補助操作を分ける
#EBE3F2には、見出しや本文用として、ここではディープバイオレットチャコールと呼ぶ#433A4D、ページ背景用のパールホワイト#FCFBFD、バックナンバー表示などの補助操作用として、ここではミューテッドブロンズと呼ぶ#6B6048を合わせる例が考えられます。
#433A4Dは紫みを含む暗い色で、ミスト・バイオレットと色相(赤・青・緑など色みの違い)を近づけながら明るさの差を大きく取れます。#FCFBFDはわずかに紫みを含む白に近い色なので、記事カードや本文抜粋が並ぶ広い面を明るく保ちやすい背景候補です。#6B6048は落ち着いたブラウン寄りの色で、「バックナンバーを見る」「カテゴリ一覧へ戻る」などの補助操作を、紫系の主要操作と色相で分けたいときに使えます。
特集記事一覧では、注目記事と選択中カテゴリにミスト・バイオレットを使う
ページ背景と通常の記事カードを#FCFBFDにし、記事タイトル、概要、公開日を#433A4Dで表示します。この2色のコントラスト比(前景と背景の相対的な明るさの差を示す数値)は約10.43:1です。
注目記事のラベル、選択中のカテゴリ、主要な「記事を読む」ボタンの背景に#EBE3F2を使い、その上の文字とアイコンを#433A4Dにすると、コントラスト比は約8.61:1です。通常サイズの文字に必要な4.5:1以上を確保できます。
一方、#EBE3F2と#FCFBFDの差は約1.21:1です。淡い色面だけでは注目記事や選択中カテゴリを見分けにくいため、#433A4Dの枠線、「注目」「選択中」という文字、チェックアイコンなどを併用します。この枠線とページ背景のコントラスト比は約10.43:1です。
「バックナンバーを見る」などの補助ボタンは#6B6048を背景にし、その上を#FFFFFFの文字にすると約6.19:1です。#6B6048と#FCFBFDの差も約6.00:1あり、主要操作と補助操作を分けやすくなります。
ページ・通常カード背景:#FCFBFD / 文字:#433A4D
注目記事・選択中カテゴリ・主要ボタン:#EBE3F2 / 文字・枠線:#433A4D
補助ボタン背景:#6B6048 / 文字:#FFFFFF
WCAG(Web Content Accessibility Guidelines、Webアクセシビリティのガイドライン)2.2では、通常サイズの文字には4.5:1以上のコントラスト比が必要です。また、UI(ユーザーが操作するボタンや選択状態などの画面部品)を識別するために必要な視覚情報には、隣接色との3:1以上が基準になります。
品よくまとめるなら、淡い紫だけで強調状態を伝えない
#EBE3F2と#FFFFFFのコントラスト比は約1.25:1です。そのため、ミスト・バイオレット背景へ通常サイズの白文字を置く使い方では4.5:1へ届きません。この例では、主要ボタンの文字を#433A4Dにします。
また、「注目」「選択中」「既読」などの状態を色だけで伝えず、状態名の文字、枠線、アイコンなども併用します。ミスト・バイオレットをページ全体へ広げるより、注目記事や主要操作など用途を絞って使い、#FCFBFDの余白を広く取ると、やさしい紫を主役にしながら品よくまとめやすくなります。HueRollでは#EBE3F2を入力し、関連色や配色候補、選択色と白・黒とのコントラストを確認できます。任意の2色同士の比較やWCAGのAA・AAA適合の自動判定には対応していないため、この記事で示した2色同士の比率は別途計算した値です。